日本には真似してほしくない、アメリカの二大政党制。
アメリカの歴史で、今まで大統領になったのは、全て共和党あるいは民主党から立候補した人です。議会も、上院下院ともに共和党と民主党所属で占めています(上院には、2名無所属議員はいます。)。
日本も、このような2大政党制を目指すべきと考えている議員は何名かはいますが、僕は正直それには反対しています。
今、アメリカは分断されているとよく言われていますが、僕はこの二大政党制が分断の原因を生じた主な理由だと思っています。
民主党の票田は、昔から黒人や中南米系移民が多いのは事実です。
でも、アメリカの主流マスコミは、昔から共和党の支持者は白人、民主党の支持者は黒人や中南米系移民と煽っているため、アメリカの国会議員は昔からこのメディアの煽りを利用して、保身のために共和党員、民主党員問わず、「私は黒人、中南米系移民の味方です。」とアピールします。
最近、アメリカのプロバスケットボールリーグのNBAのスター選手のチャールズバークレーが、僕と同じことを言っています。
Charles Barkley Says Politicians 'Divide' Black, White and Rich, Poor America (newsweek.com)
日本は最近政党の数が増えていまが、僕はこれでいいと思います。
打倒、○○党を掲げるのはなく、人それぞれ考え方が違うので、その分政党の数を増やすことを、日本の国会議員の方々は頭に入れておいてほしいです。