おっさんの果てしない翻訳人生

アメリカに10年間住んでいた身として、なぜ翻訳という仕事が必要なのかを自分なりに本ブログを通じてお伝えしていきたいと思います。

アメリカでの生活②

アメリカに住んでいたのは2歳から12歳まででした。小学生と中学生のころは、月曜日から金曜日までは現地の学校、土曜日は日本人学校に通っていました。現地校ではアメリカ生まれ、アメリカ育ちのアメリカ人だけでなく、中南米、ヨーロッパ、およびアジアなど、世界各地からの移民も在籍していました。最初のブログにも書きましたように、アメリカに住んでいた初期の頃は、アメリカのルールの文化に従って生活していましたが、やはり移民が多いと次第に自分は日本人だという認識が芽生えました。

それを助長させたのが、週一回の日本人学校での生活でした。

日本人学校に向かうスクールバスの中で、友人がドラゴンボールなどの漫画を読んでいたのを見て、僕も読みたくなりました。

そこで、家の近くに、日本のバラエティー番組(風雲たけし城オレたちひょうきん族など。)や日本の漫画(ドラゴンボールなど。)のビデオを販売していたお店を見つけました。そしてそれらのビデオを購入して、見た途端、「日本に帰国したら、こういう番組を普通に見れるようになるんだろうな。」と思うようになりました。

移民が少ない都市に住んでいたら、このような気持ちになっていたのかどうかは、正直分かりません。

でも、このような経験をしたからこそ、自分は日本人になれたのだと、自信もって言えます。